ステレオ(Stereo)は、二つの音声チャンネルを記録再生したり、放送あるいは通信する技術、あるいはこの技術を用いる音響再生装置(ステレオセット)のことです。近年は、複数のスピーカーを使って音を出すサラウンドステレオも含まれ、DVD など新しい記録メディアでは、多チャンネル記録によってサラウンド効果を出せるよう、最初から規格化されています。
音響装置に於けるステレオはステレオフォニック(Stereophonic)の略語です。これは音声再生に用いるスピーカーの配置を指す音響工学用語で、ステレオフォニックとは、聴取者の水平方向前方左右30度の位置に一対のスピーカーを配して2チャンネルの音声を再生する方式です。それに対し、前方正面の1つのスピーカーから1チャンネルの音声を再生する方式をモノフォニックと呼びます。 ステレオフォニック再生はモノフォニック再生に比較して、音像定位や音場感が加わり、再生音の臨場感が増す効果があり、2つのスピーカと聴取者頭部が一辺3メートルの正三角形に位置する配置が最も望ましいとされています。
T.非常放送システム
施設での火災発生時に「音声警報」による迅速な告知放送と避難誘導放送を行います。日本語だけではなく、英語での非常放送も可能です。非常放送のほかに、業務放送時に緊急応対できる「緊急放送機能」もプラスされた多目的放送仕様になっています。
U.業務放送システム
事務所や店舗、工場など環境に合わせた業務放送システムが可能です。店舗ではBGMが流れている時に有線マイクで呼び出し放送を行うと、BGMの音量を自動的に下げ呼出放送を優先します。あらかじめ設定しておけば、工場では始業・終業の放送、店舗では閉館・定休日案内など、決まった時刻に放送する事が可能です。非常用設備と連動すれば、火災放送が始まると自動的にBGM・放送案内をカットし、火災放送の聞き逃しを防ぎます。
V.校内放送設備
非常時には、放送室はもちろん、職員室や校内PHS、学校に設置した非常ボタンなど、校内のどこからでも緊急・一斉放送することができます。先生・生徒の両方が操作しやすい分かりやすいパネルレイアウトになっています。学校ごとの放送携帯に柔軟に対応が可能になっており、持ち込みのマイクやポータブルCD・MDプレーヤーと接続する事もできます。
W.演奏・放送機器ユニット
ミュージックシーケンサー(Music Sequencer)とは、演奏データを再生することで自動演奏を行うことを目的とした装置、およびソフトウエアをいいます。BGM、緊急呼出し放送などをはじめとする 放送設備工事。 大型の商業施設における大規模な業務・非常放送設備から、喫茶店など小規模の店内BGMまでスケーラブルに対応できる製品を提案致します。
X.ワイヤレスシステム
RAMSAワイヤレスシステムは、ダイバシティ方式、コンパンダー方式といった基本機能から、マイク送信出力の セレクト、省電力設計、各種ツマミの形状といった細部にいたるまで現場における操作性も追求されている。
機器のラインナップも小型設備用のものから、大規模施設用のものまで豊富に取り揃えられており、使用用途に 合わせた機器の選択が可能となっています。
T.屋内用スピーカー
人間は音量が小さくなるにつれ、特定周波数の音が聴こえにくくなるといった聴覚特性をもっています。たとえ どんな高級スピーカーを設置しても、小さな音量で流すBGMは聴感上バランスがくずれてしまいます。スピーカ ーには、人間の可聴域(おおよそ20〜20000Hz)を一つのスピーカーユニットで可能な限りカバーできるように 設計された「フルレンジスピーカー」(中音域を中心に低音域と高音域の特性を確保)と、可聴域をいくつかに 分けて、その周波数域を専用に振動させる目的で設計された、「サブウーファー」(超低音用)、「ウーファー 」(低音用)、「スコーカー」(中音用)、「ツイーター」(高音用)、「スーパーツイーター」(超高音用) などがあります。(「ウーファー」(低音用)、「ミッドバス」(中低音用)と分ける場合もあります)各周波 数域専用のスピーカーには、それぞれに独自の形状と材質があります。また、そのスピーカーに合った周波数帯 域の信号のみを与えて、より効率よく動作させるために、デバイディング・ネットワークという、コンデンサー とコイルなどを用いた回路が必要になり、帯域分割の数が2個で鳴らすものを2ウェイ、3個を3ウェイ、4個を4ウ ェイと呼びます、スピーカーは設置のやりかた一つでも大きく音が異なります。「高さの違い」「間隔の違い」「向きの違い」などスピーカーの音を良くする方法は様々です。
U.屋外用スピーカー
使用する環境に合わせたスピーカーがあります。店舗前などには放送したいエリアをしっかりカバーし、軒下はもちろん、屋根上や壁面など直接雨がかかる場所にも取り付けできる防雨方楕円パターン指向性スピーカーをおすすめします。もっと広範囲で使用する場合はトランペットスピーカーなどもあります。
V.音響用スピーカー
天井埋込型やアレイスピーカーなどがあります。明瞭度重視はもちろん、低音域も充実していて、音楽再生からスピーチまで柔軟に対応します。中小規模の音響システムにおすすめします。アレイスピーカーは音が垂直方向にほとんど拡がらず、水平方向へのみ拡散するので、天井や床からの音の反射が少なく、残響の多い空間でも音の明瞭度を向上。音量を抑えても後方までクリアにとどくので、大きな音量が要因となるハウリングの発生を抑制します。 他に多様な設計形態に応える台形に持ち運びしやすい大型ハンドルつきのコンパクトスピーカーなどがあります。
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